【SVダブル】突撃!コーチングルチャガブ【最終74位】

こんにちは、くれいもあです。

今回はランクマッチで比較的珍しいルチャブルを使って最終2桁に残ったので記事を書こうと思いました。

 

(ルールが変わるのでレギュHでのルチャブルが注目されずじまいなのはちょっと悲しい)

最終74位です やったー

最終レートは1906でした。

(年末年始は潜れなかったので12月中旬にはこのレートを達成していたが、レートを保存してこの順位)

 



 

構築経緯

 

まず、環境の中心となるポケモン、すなわちオオニューラをワンパンすることのみを考えたとき、ダブルウィングが上がった。

次にダブルウィングの使い手として、メインウェポンをダブルウィングにするのは少々心もとない。サポート役としてピンポイントで採用することを意識した。

ダブルウィングを覚えるポケモンで、いい感じのサポート技を覚えるポケモン
今回はコーチングを覚える、という点に注目した。理由としては今環境最強クラスのアタッカーであるカイリューを強化できるから。
こうして、「カイリューを強化でき、自身はオオニューラをワンパンできる」という環境に刺さったポケモンを採用する運びとなった。

そこで目が合ったのがこちら。

ルチャブルである。

オコリザルが天敵らしい。だから実際にオコリザルは森に出現し、ルチャブルは山に出現するのか…(バイオレットの図鑑説明)

 

ルチャブルコーチングとダブルウィングを覚えてかつカイリューの上を取ってコーチングができるポケモン。ついでにちょうはつ、アンコール、がむしゃら、ファストガード、フェイント等、面白い技を覚えられるのが特徴。

 

そんなルチャブルの強みを活かそうと組んだのが11月のこれ。 

↓↓↓

初手ルチャブル+カイリューでスケショしながら全抜きルートが基本。

しかし実際は初手ルチャブル+ドドゲザンで全抜きするのが取り回しが良かったし、ルチャブルが倒れてから残っているのがいきなり高威力の技を出せないブリジュラスとヤバソチャだったのが良くなかった。

素早さ操作についても、ぺリッパーが覚えているがその際はコーチングを行えず、おいかぜに乗って攻撃できるポケモンがブリジュラスしかいなかったためブリジュラスが通らなかった時の負けが多かった。

また、カイリューのスケショとダブルウィングの命中率が90である以上、外しで負けることが多かった。

 

ここからの反省として、

・命中率100の技を軸にすること

コーチングとの相性が良いポケモンでかつ、素早さ操作を気にすることのない耐久と素早さを持っていること

ルチャブルが倒れた後に先制技でスイーブできるポケモン

 

これらを意識して構築を組んでみたのが以下のもの。

↓↓↓

サムネ(たぶん)

元々いたカイリューがパージされた。

コーチングエースはガブリアスルチャブル自身が浮いているので、命中率が高い全体技のじしんでダメージを効率的に与えることができる。

次に入ってきたのはゴリランダー。ガブリアスのじしんと相性が悪いかもしれないがグラスフィールドがないタイミングで打てば良い話なので問題ない。ガブリアスの攻撃で倒し損ねたポケモンを撃ち抜くだけでなく、対イダイトウやサイコフィールドを意識した。

その次に入ってきたのはヘイラッシャ。ここまで、「地面半減にテラスタルされた持久力ブリジュラス」が重く、相手を無理やり処理するために採用。

次に入ってきたのがドドゲザン。サイコフィールド持ちのイエッサンを意識するためにゴリランダーを採用したと書いたが、ゴリランダーを出したのを確認してからイエッサンを後出しされる動きをされることが多く、先制技要因を増やすことにした。ついでに威嚇の牽制になる。(機能していたかは不明)

最後は、ガブリアス地震を通せない草タイプ、特にゴリランダーに強く出られ、カイリューのスケショをフェアリーテラスで空かせるウルガモスを採用した。

 

個体説明 

構築に入ってきた順に説明。

 

ガブリアス

 

コーチングの補正を前提に、攻撃に努力値をあまり割かず、代わりに耐久方面にガッツリ振った。

特殊方面については突撃チョッキの補正込で、ノーマルテラス特化ガチグマの命の珠ブラッドムーン、エスパーテラス以外の砕ける鎧グレンアルマのC+2フィールドワイドフォース(ダブルダメージ)、抜群打点では命の珠ブリムオンのマジカルシャイン(ダブルダメージ)、特攻上昇の入っていないブリジュラスのりゅうせいぐんを確定で耐える。

技は範囲技のじしん、グラスフィールド下でも打てる地面打点としてのじだんだは確定。

次に採用したのは、コーチングとスケイルショットで実質りゅうのまいガブリアスになれるスケイルショット。スケイルショットはカイリューを倒せる可能性があるが、テラスタルで空かされることも多く、なおかつ回数が下振れることも多く、また外しもあるという点でそこまで強い技ではない。その弱みを踏まえてもなお、素早さ1段階上昇の効果が強力。

最後に入ってきたのはいわなだれ。じしんが通らないひこうタイプに対する最大限の対抗。ウルガモスを倒せる。ひるみも強い。

正面から体制を整えようとしてくる壁構築やイッカコノヨなどにはただ殴るだけで完勝することができた。

ラスタルねこだましと命懸けコノヨザル意識でゴースト。

 

ルチャブル

 

コーチング役。このポケモンコーチングできるかによって勝率が変わってくる。逆にコーチングが通らない場面もあるため、出す時は意識しなくてはならない。

攻撃を無振りオオニューラをギリギリ倒せるラインにまで留めておいて、防御にここまで振ることで、ファイアローの持ち物なしダブルウィングを確定で耐えることができ、特化カイリューのスケイルショットを69.75%の確率で耐えるようになる。

採用理由のコーチングとダブルウィング、がむしゃらの他にガブリアスの全抜きを止めてくるトリル役やモロバレルに強く出られるちょうはつを採用した。

ルチャブルの強みは先程上げたコーチングとダブルウィングの他に特性かるわざ発動からのがむしゃらがある。タスキが発動すればおいかぜだろうが雑に合体ヘイラッシャやブリジュラスを削ることが出来る。また、サイコシード型オオニューラについても、オオニューラはいじっぱりが多いことから上を取ってダブルウィングで倒すことが出来た。

ラスタルねこだましと神速を避けるためにゴースト。

 

ゴリランダー

 

先制技要因①。

チョッキを取られている&グラスラで倒せる範囲を広げたい、の思考から持ち物はきせきのタネ。素早さは準速65族抜きにとどめ、環境に存在するほぼ全てのぺリッパーを抜けるように。残りはHに極振りして、HDをいい感じに。サイクルは必要ないのでとんぼ返りではなくほのおタイプとオオニューラに抜群をつけるように10万ばりきを選択。

たまにルチャブルコーチングを受ける。

ラスタルはトリル下のコータスの噴火を初めとする炎技、オオニューラのフェイタルクローを抜群で受けないように炎テラス。

 

ヘイラッシャ

 

無理やり突破するポケモン

性格補正はHD特化にしても特化ガチグマのノーマルテラス命の珠ブラッドムーンを耐えることはできないため、補正にした時になるべく数値が高くなるわんぱくを使用。

時によっては相手のトリックルーム用のポケモンエルレイドやグレンアルマ)などの下を取ることができ、そこからあくびまもるで粘っていくことが出来る。

たまにルチャブルコーチングを受ける。

ガブリアスが暴れた後、どっしり構えて粘れるポケモンとして強力だった。

ラスタルモロバレルのキノコのほうしを無効化でき、ブリジュラスのエレクトロビーム、ゴリランダーのウッドハンマーを半減にできる草。

 

ドドゲザン

 

先制技要因②。

Sをある程度振ったのはSに甘えた60族を抜いて攻撃するため。Bに4振ったのは努力値の余り、というのもあるが特化カイリューのスケイルショットの1発あたりのダメージが変動するため。(11~13)→(10~12)

Bに4振ったおかげでドドゲザンのHP58からカイリューのスケイルショット5発を耐えきって返しの攻撃で倒す、というロマンシングな勝利をしたことが1度あった。

ガブリアスの次くらいの頻度でルチャブルコーチングを受ける。

持ち物は悪技のリーチを伸ばすくろいメガネ。

ラスタルは元のタイプとの補完が取れている飛行。

 

ウルガモス

 

ゴリランダーがきつい、カイリューのスケショがきつい、をふんわり解決してくれたポケモン

ガブリアスが暴れた後にちょうのまいで詰ませる役割も持っている。

持ち物はたべのこしが取られている&耐久を支援できるオボンのみ。

ラスタルはドラゴン勢に強く、テラバーストで弱点を突けるフェアリー。フェアリーテラスを切る際、サーフゴーの存在がノイズなのだが、ガブリアスが処理してくれる&そもそも出てこないことが多く、強力だった。

 

選出

先発:ガブリアス+ルチャブル

後発:刺さっているのを2匹選択

 

ほぼ全ての選出がこれ。最初にガブリアスを刺せるかどうかを判断し、行けそうなら選出。無理そうなら後発でカバーできる選出をする。

よくやっていたのはゴリランダー+ヘイラッシャ、ゴリランダー+ウルガモス。ゴリランダーのグラスフィールドが攻めにも守りにも使えて便利。レギュHでもっとゴリランダーのことを信頼すれば良かった。



きついポケモン

セグレイブ

ガブリアスの4倍弱点を突きつつ、ヘイラッシャ以外のこちらのポケモンをテラスタル込みで抜群を突いてくる。おまけにルチャブルつららばりでワンパンしてくる。きつすぎ。むり。

 

ガオガエン

威嚇でガブリアスを弱体化&ルチャブルねこだましで止めてくる。威嚇で攻撃が下がるのはともかく、コーチングで能力上昇ができないのが厄介。攻撃が上昇しないのでガオガエンの処理速度が遅れたりなど、キツかった。

考えられる対策としては、ヘイラッシャの枠をミロカロスに変える、ガブリアスのチョッキの耐久は過剰と判断してクリアチャームを持たせる、など。

 

おわりに

ここまで読んでいただきありがとうございました。

剣盾冠環境からダブルバトルを始めて、SVダブルになってからようやく最終2桁を取ることが出来ました。

レギュHだけでなく、レギュGでもルチャブルはやれそうな子なので、今後のルチャブルの活躍に期待しましょう。

 

2025年の僕の目標は 「いろんなポケモンの可能性を模索する」です。

 

おまけ

ルチャブルミラー。

ちなみにこの試合は負けた。

 

スペシャルサンクス:バトメモ、ポケモンバトルデータベース